2013年5月1日水曜日

夢を見た

最近、気合をいれて不用品の処分をしています。家が物だらけで、家族四人で飽和状態だったところに、次女が生まれ、五人になっちゃったので、みんなちょっとずつ自分の領地を割譲して、次女のためのスペースを新たに生み出さないといけないわけです。

まだ赤ん坊なので、大したスペースを要求しませんけど、将来的には人間一人分にふさわしい広さが必要。服だって本だって人並みに持つだろうし、寝る場所だって必要。

それを生み出すには、うちの場合、いろんなものを捨てまくるしかありません。
必要なものとゴミの境目は気の持ちようです。
例えば服は三年とか一年着なかったらゴミだという人もいます。
10年前に読了した本を本棚に置いておいても役に立つでしょうか?

私は従来はそうは思わなかったんだけど、もう選択の余地がありません。
いずれ去りゆく私の本より、これからを生きていく人達の読みたいもので本棚を満たす方が生産的だし、電子書籍という手もあります。
服にしたって、若い娘たちが着飾るための服にクローゼットを使う方が、夢があります。
今回は自分にとって聖域であった、着物や帯にも、処分の手をのばすつもりです。着物を捨てるなんて、もってのほか! という考え方でいましたが、私もいずれ死す身。良い値で売れるような着物ならともかく、ゴミにしかならんようなのをタンスに残して死んでも、後始末をする娘たちが疲れるばっかりです。

考え方としては、自分はゆっくりと消える準備をもう始めないといけないんだなあって感じかなあ。
不思議だけど、子供産んでから、自然と違和感なく、そういう気分になりました。
まだまだ元気だし、当分生きる気満々というか、子育て完了まで死んでたまるかですが、次の世代を産んだってことは、その人たちにこの世の場所を譲って消えるべき立場に自分はなったのだという気がします。

だからまずはゴミ捨て頑張らないとね!

などと考えていたので、ゴミを捨てる夢を見ました。どこか外国の、ファンタジーっぽい街で、私はゴミの回収業者をやっているらしく、ずらっと並んだ家並みのバックレーンで、出されたゴミを回収して回っていました。
お金持ちの家では、宝石とか宝剣とか、お宝にしか見えないものが捨ててあり、魔法使いの家の裏には、魔法がかかったものが捨ててあります。人語を喋る草の萎びたやつとかです。冷蔵庫で古くなっちゃって、捨てられたんですかね?
そして、画家の家の裏には、山ほどのスケッチブックが捨ててあり、その全てのページに鉛筆で描かれた素晴らしい絵がありました。私は恍惚として、これがゴミかと身を引き裂かれる思いがしながら、飽かずページをめくるのですが。

そこで目がさめました。
朝になり、添い寝してる次女に起こされたんです。
そして授乳しながらこれを書いています。

あれはゴミだったんでしょうか。
ゴミですよねえ、ゴミの日に出されるんだもん。
まったくゴミというのは気の持ちようです。
ファンタジー世界のゴミ問題っていうのも面白いなあって、楽しい夢でした。

この話もゴミのようですが、これは一応、記事です。ゴミかどうかは気の持ちようですよね。ゴミでもまあいいか、ってことで、いろいろ書くことにしました。
幸いネットには豊富に場所がありますのでね。

0 件のコメント:

コメントを投稿