2012年7月26日木曜日

裸ネタ

Google+でNHK海外ドラマ「シャーロック」の記事が上がっていたのに影響されて、録画して観てみた。
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/sherlock2/
名探偵シャーロック・ホームズが現代のロンドンの人だったらという設定の、時代置き換えドラマだが、シャーロック・ホームズがすげー迷惑なお兄ちゃんで、でもオリジナル版でも実はこういう人だったな、って思えて面白い。舞台を身近な現代にすることで、シャーロックの迷惑さがより分かりやすくなったという事なのか。

一回分が長めの作品なので、観ると疲れる。なぜか異様に疲れちゃうのだが、もしかして私は推理しながら観ているのだろうか。
私は推理物全般がすごく苦手で、トリックとか犯人とか全く分からない。でも、見るのは好きなほうだ。
通常、最後に名探偵が「さて」と言うまで、「どうなるのかしら( ´ ▽ ` )ワクワク」と頭からっぽで観ているタイプなのだが。
それは考えても仕方がないからだ。
ミステリー好きの友人なんかには「それでは読む意味がない」などと説教されるが、まあいいじゃない。

だから「シャーロック」も推理などはせず、「ぼー( ´ ▽ ` )」っと観たいんだけども、ドラマの作りが観客を推理に駆り立てる上手い構造にでもなっているのか、脳が疲れる。つまりは面白いんだと思うよ。

第一シリーズの最終回の録画に失敗したんだが、そんな自分が嫌になった。なんで失敗なんかするのよ!
反省したので、第二シリーズの一回目はちゃんととれてた。

観てて、ふと思ったんだけども、イギリス人て、裸ネタ好きだよね?
エロじゃなく、一種のギャグとしての全裸シーンて、よくあるような。
多少のエロ要素もフレーバーとしては入ってんのだろうけど、基本的には出オチのギャグみたいなもんだよね、アレ。

登場人物のうちの誰が真っ裸になるかというのは、それはもう、裸だと嬉しい人なんだろうけど、キャラクター性によって、そういう人(キャラ)っているなあ、って、すごく真剣に考えながら観てる自分がいて、客観的に自分を見ると、ちょっと悲しかった。

カルテットの場合は、脱いでて一番嬉しいのって、やっぱシュレーかなと思う。だって一番ありえなさそうだし。
あとの三人は別にどうでもいいような気がする。場所にもよるけど。
アルミナだと洒落にならない気がする。ノースリーブの膝丈ワンピでもう限界な気がする。私の心が弱いのか。
同じ神殿種でも、ヴィジュレが全裸なのは、恥ずかしさのカケラも無いのに。やっぱキャラ性なのか。

三都の人たちは、ああいう話なだけに、いつ誰が全裸でも何のインパクトもない。
アキちゃんのオカンがたぶん脱いでるのに視点キャラの自主規制によって丸で見えないとか、大崎茂が四条河原で泥酔して野球拳して真っ裸で寝ていたことがあるというネタも書いたが、それはあの中で一番脱いだら困る人(オカン)とか、意外というか、正直どうでもいい人(茂ちゃん)だからネタになるんであって。
享なんか登場シーンの半分は裸な気がするし、水煙なんか100%全裸だが、それについては誰もいちいち喜びも驚きもしない。普通すぎて。
やっぱ、いかにも脱がなさそうな人が突然裸だから面白いんだよな、と思った。裸がタブーだから面白いんだ。

裸がタブーかどうかはキャラ性もあるけど、文化的なものもあるので、裸がタブー視されてない文化の中にいる人が脱いでても、特にこれといったインパクト(エロとか笑いとか)がないんだよね。

イルスなんか実家の近辺では上半身裸くらいは日常的にあっただろうし(暑いし海辺だから)、パンツ一丁で寝てても許せるが、シュレーがパンツ一丁で寝てたら、この世の終わりだみたいな気がするから不思議だ。
作者もいろいろと気をつかうなあ。

最近、京都も暑いので、ハト屋敷のはだか仙人は、絶賛トランクス一丁だけど、もう慣れすぎて普通に立ち話できるもん。慣れって凄いよね。
周囲の人たちも、実は私が当初思っていたほどには、はだか仙人を意識してないんじゃないかという気がしてきた。「そういう人」として普通に付き合ってそうな気がする。
最近、おじいちゃん、トランクスにベルト締めてるんだけど、それってファッション? いろいろと無茶なんだけど。
人間て、ほんと、なんにでも慣れるよね。

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