2012年8月13日月曜日

読了本

BBCのドラマ「シャーロック」を観たので、原作はどんなだっけと思って、コナン・ドイル作の「緋色の研究」を読みました。面白いね。娯楽だ!
訳は駒月雅子さんです。
せっかくなので、ひとりシャーロック・ホームズ祭りと行こうと思うんですが、次は何を読めばいいんだっけ、ってなりました。
一作目が「緋色の研究」だってことは知っていたんだけども。

とりあえずググるかと思って検索したら、シャーロック・ホームズシリーズ全作の邦訳を無料で公開しているというサイトに行き当たりました。
http://www.221b.jp/
コナン・ドイルの死後、50年が過ぎたのだということですね。

シャーロック・ホームズシリーズの第一作「緋色の研究」をコナン・ドイルが出版社に持って行った時、何度も断られて、結局、著作権買い上げで出版されたと、そのサイトで解説されていました。

今も大人気の名作で、そういう経過を持っている作品て、結構ありますよね。フィクションの人気って、実は案外、「出してみるまで分からない」ものなのかもしれないです。

先日まで個人的に、人生何度目かの「赤毛のアン祭り」だったんですが、この作品の一作目である「グリーン・ゲイブルスのアン」も、作者のモンゴメリが出版社に原稿を送った時には、編集者のウケが悪くて、いったんお蔵入りしたり、二束三文の原稿料で買い上げで出版されたりしたそうです。

どうして編集者の人には面白くなかったんだろうね?
まだ世に出てない作品の面白さって、なんかちょっと難しいのかな。不思議です。

あ、そういえば、久しぶりに「赤毛のアン」を読み返していて、アンの友人に「ルビー・ギリス」という人物が出て来るので、そういえばそうだった、ギリスちゃんの名前の元ネタこれかもな! って自分でびっくりしました。
意図して引用したわけではないので、キャラクター的には似ても似つかないですが、音だけ憶えてたのだろうね。
カナダに普通にある姓かもしれず、世間には実在のギリスさんがいっぱいいるのかも。

面白い作品といえば、最近うちのムスメが、ちょっとしたご縁で、競技カルタのクラブに入りたいと言い出しまして、日々、呪文のように百人一首をブツブツ丸暗記しはじめ、しかもなぜか柿本人麻呂の「あしひきの~」という句の無限ループです。私はそれを毎日ずっと聞かされて、気が変になりそうです。
競技カルタってどういうものなの? と思って、それを題材にしていて、面白いと評判だった漫画「ちはやふる」の事を思い出し、最新17巻まで大人買いしてみました。
ぼちぼちと読んでいますが、面白いです。面白いですが、競技カルタ大変そうじゃないか( ;´Д`) すっごい体育会系じゃないか!
うちのムスメ様、野生児で真っ黒に日焼けしてて傷だらけなので、ちょっとは女の子らしい淑やかさもプラスしたらどうや? という陰謀もあり、百人一首か、イイネとか安易に思ってたんですが。親しいオカン友も、「百人一首ええやん、将来、受験とかで役に立つかも( ´ ▽ ` )」とか平和なコメントをしていて、そーやねと私も平和に考えていたんだけども。
さー、どーかな。怪しいな。怪しいな。

ちゃんと続くかも、かなり怪しいですけどね。まだ子供ですんで。
でも一刻も早く、柿本人麻呂無限ループから脱してほしいです。私がキレる前に。

旦那は親バカ過ぎて「iTMSで百人一首の読み上げデータ買っちゃった(((o(*゚▽゚*)o)))」とか言うので、そんなもんあるんやってビックリしています。
その読み上げの音が大音量で家じゅうに鳴り響いている時もあってね。
なんだか不気味な家になってきました。


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